Studio IS

『記憶へ / 山本基 2003』
縦30×横20.5cm
銅、植物、ポリエステル樹脂他


24歳で他界した彼の妹の死と向き合ったことが、山本の作品作りの原点になっているという。失ったものの記憶との距離を確かめるように、作家は日々の散歩などで拾った枯れ枝を蝋や樹脂の中に閉じ込める。造船所時代の経験から山本の銅や鉄、樹脂等の素材の使い方、バランスの完成度は並外れている。「とても大切なものを失った時に感じる悲しみや、もう二度と話せないと知ったときの絶望。 死という出来事は、私に大きなダメージを与えますが、残された記憶からは、それ以上の力を得ることができるのです。」(山本基web siteより http://www.motoi.biz

税込105,000円 

数量