※2/25追記※

〜開催中止のお知らせ〜

「新型コロナウイルス」の感染拡大を受け、2/28に予定しておりましたこちらのイベントは中止させていただくこととなりました。

参加を予定・検討されていたみなさまにはご迷惑をおかけしますことをお詫び申し上げます。
ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
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富山県では、全国でも珍しい自治体が運営するデザインセンターとして長い歴史と先進的な取り組みで知られる「富山県総合デザインセンター」がコーディネートを行う「とやまデザイン・トライアル」を2016年度から実施しています。

これは、県内の伝統工芸・ものづくり産業に、デザイン系大学の学生から商品開発に向けたアイディア等を提案してもらうとともに、企業のデザイン人材の確保を支援するため、県内外のデザイン系大学との協力関係を構築し、学生と県内企業のマッチングを行うものです。

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このたび、2020年2月28日(金)に、武蔵野美術大学 デザイン・ラウンジにて今年度の成果発表会を開催いたします。当日は、今年度に連携した3大学の活動のまとめとして成果品を展示するほか、各大学から本事業での取り組みについて発表します。

発表後は、座談会、交流会なども予定しています。公民学連携や日本のものづくりの未来、デザインによる課題解決、クリエイター人材の育成等にご興味のある方は、ぜひご参加いただき、意見交換や交流を深めていただければ幸いです。

■日 時:2020年2月28日 (金) 13:00〜16:00(開場12:30)

■会 場:武蔵野美術大学 デザイン・ラウンジ
     東京都港区赤坂9丁目7番1号ミッドタウン・タワー5階 (デザインハブ内)

■主 催:富山県

■企画・運営:富山県総合デザインセンター、有限会社エピファニーワークス

■協 力:武蔵野美術大学 デザイン・ラウンジ

■定 員:30名(先着順)

■参加費:無料

■申込方法:下記URL(peatix)のリンクよりお申込み下さい。
 または、フルネーム・所属を明記の上、下記メールまたはFAXよりお申し込みください。

 富山県総合デザインセンター(富山県高岡市オフィスパーク5)
 TEL 0766-62-0510 FAX 0766-63-6830
 Email dc5@toyamadesign.jp
 https://www.toyamadesign.jp

■申込み締切:2020年2月21日(金)

■内 容:事業の紹介、参画大学および企業事例の発表、座談会、交流会、成果品展示 など

■座談会登壇者:田中桂太(武蔵野美術大学教授)、畠山耕治(金沢美術工芸大学教授)、内田和美(富山大学芸術文化学部教授)、桐山登士樹(富山県総合デザインセンター・所長)、岡雄一郎(富山県総合デザインセンター)


★とやまデザイン・トライアルワークショップ成果発表会参加申し込み(Peatix)https://toyama2020.peatix.com/
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ワークショップの様子(金沢美術工芸大学)
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ワークショップの様子(武蔵野美術大学)
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ワークショップの様子(富山大学芸術文化学部)

<2019年度の取り組み>
【金沢美術工芸大学(工芸科)】
・テーマ:デジタルモデリングによるオーナメント制作「アルミ材から削り出す机上のオーナメント」
・概要:金属の鋳造を中心に手による造形を学ぶ学生を対象に、大学内にて3Dによる図面製作のワークショップを実施し、提案された作品から1点を株式会社ウィン・ディー(高岡市)にて試作。
・担当教員:畠山耕治 教授

【武蔵野美術大学(工業デザイン学科)】
・テーマ: 「富山の伝統工芸「鋳物」を学ぶ」
・概要:工業デザインを学ぶ学生が、銅像・モニュメントなどの大型鋳物の鋳造を行う㈱平和合金(高岡市)と連携。鋳物技術や特性等について学びながら、商品提案及び試作原型を制作し、平和合金にて鋳造。その後富山県内にて平和合金ほかものづくり企業の視察も交えながら、試作品の仕上げや着色について職人の方々と意見交換を実施。現地視察後、現地での学びに基づき、各自作品を仕上げた。
・担当教員:田中桂太教授

【富山大学(芸術文化学部)】
・テーマ:3Dプリントによる『子供向けの水玩具』のデザイン提案
・概要:「製品評価法」の授業を履修する学生が、プラスチック製品製造の㈱カイスイマレン(高岡市)と連携。店舗での市場調査、3Dプリンターの素材・技術調査、試作品製作、保育園での実証実験を行い、デザインコンセプトや3Dプリンターを使った新しい製品開発プロセスの提案、実証実験から得た考察などをまとめた。
・担当教員:内田和美教授